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skill-creatorが便利

2026-04-10
8 days ago

開発環境

  • Claude Code

前提

Claude Code にはスキル(Skill)という仕組みがあります。

スキルとは、繰り返し使いたい作業手順や判断ロジックをマークダウンで定義して、/スキル名 で呼び出せるようにしたものです。

この記事で紹介する skill-creator は、そのスキルを作る・改善する・評価するためのスキルです。

「スキルを作るためのスキル」という少し不思議な存在ですが、使ってみると地味に便利で、最近よく使うようになりました。

導入方法

skill-creator は Anthropic 公式プラグインとして提供されています。

Claude Code 内で以下のコマンドを実行するとインストールできます。

/plugin install skill-creator@claude-plugins-official

インストール後は /reload-plugins を実行して有効化します。

/reload-plugins

これで /skill-creator が使えるようになります。

本題

skill-creator でできること

大きく3つあります。

  • スキルを新規作成する
  • 既存スキルを改善・ブラッシュアップする
  • Eval(評価)を実行してスキルの品質を測る

スキルを新規作成する

「こういうことを自動でやってほしい」というイメージを伝えるだけで、スキルの雛形を作ってくれます。

/skill-creator 記事の添削スキルを作りたい。
Markdownの原案を渡したらフォーマット・技術的正確性・構成を観点にフィードバックを返してほしい。

これを実行すると、skill-creator が対話形式で要件を整理しながらスキルのマークダウンを生成してくれます。

自分で一から書こうとすると「どこに何を書けばいいかわからない」で手が止まりがちですが、この流れで作ると詰まらずに完成まで持っていけます。

既存スキルを改善する

作ったスキルの精度が微妙だと感じたとき、/skill-creator に改善を依頼できます。

/skill-creator note スキルがうまく動いていない。
添削フィードバックの観点が薄い気がするので改善してほしい。

スキルの現状を読み込んで、どこが課題かを指摘した上で修正案を出してくれます。

Eval でスキルの品質を測る

これが個人的に一番便利だと感じている機能です。

Eval とは、スキルの動作を評価するテストのようなものです。

「このスキルはちゃんと期待通りに動いているか?」を数値で確認できます。

/skill-creator reactive-everyday スキルの Eval を実行してほしい

実行すると、スキルなしの場合とスキルありの場合で同じタスクを実行して、結果を比較・採点してくれます。

スキルが実際に効いているかどうかが明確になるので、改善の方向性が立てやすくなります。


⚠️ Eval はトークン消費が多い

Eval では同じタスクを複数回・複数パターンで実行するため、1回の実行でかなりのトークンを消費します。

Pro プランで使っている場合はレート制限に引っかかることがあるので、Eval の実行頻度には注意が必要です。

スキルの新規作成や改善のやりとりでもトークンは消費するので、「今日はスキルをいくつか作ろう」という日はあっという間に上限に近づきます。

Max プランや API 経由で使っている場合はそこまで気にしなくて良いですが、Pro プランの人は Eval を毎回実行するよりも、大きく変更したタイミングで走らせる使い方が現実的です。

おすすめの活用法

実際に使ってみて、特に効果を感じた使い方を紹介します。

  • 繰り返しやっている作業をスキル化する:「毎回同じ手順で作業してるな」と気づいたタイミングで /skill-creator を呼ぶ。ルーティン作業はだいたいスキルにできます
  • スキルを育てる:最初から完璧なスキルは作れないので、使いながら「ここが微妙だった」と感じたら改善を依頼する。Eval で定点観測すると改善の確認もしやすい
  • スキルのドキュメントとして読む:生成されたスキルを読むだけでも「こういう観点が必要だったんだ」と気づくことがある。設計のインプットになります

さいごに

スキルという仕組み自体は前から知っていたものの、「作るのが面倒くさそう」という気持ちで手が出ていませんでした。

skill-creator を使ってみたら、その心理的ハードルがかなり下がりました。

最初から完璧を目指さずに、とりあえず作って Eval で確認して改善する、というサイクルが回せるのがいいです。

Claude Code を日常的に使っているなら、ぜひ一度試してみてください。

参照